北海道内には魅力的な観光スポットや美味しいグルメがあちこちにあります。
JRやバスなど移動手段は様々ありますが、時間や路線に縛られずに自由に行動するには車移動が適しています。
交通量が比較的少なく道幅も広い北海道の道路は、初心者さんにも運転しやすいですよ✨
- 札幌(駅)から車で2時間30分以内の無理のない時間設定
→ 目的地で楽しむ余力を残しておく! - 高速道路は利用しない
→ 北海道らしい風景を眺めながら走り、気になるところには立ち寄っても◎ - 見どころがたくさんある
→ 充実した旅にしよう!
本記事では上記のようなドライブ初心者さん向けかつ魅力的な観光スポットが多い場所を、
- 所要時間(Googleマップ調べ)
- 道路の特徴
- 見どころ
- グルメ
上記4つに着目し10箇所紹介しています!
※所要時間は当日の交通状況により変化するので、だいたいの目安にしてください
全部で3ページありますので、気になる場所を探してみましょう♪
紹介する10箇所
1ページ目
①小樽
②積丹
③留萌
④美唄
2ページ目
⑤支笏湖
⑥由仁
⑦長沼
3ページ目
⑧新冠
⑨登別
⑩白老
小樽

小樽までの所要時間
札幌駅から約1時間3分(38km)で到着します。
◇高速道路利用時は41分で到着
◇目的地は小樽運河に設定
小樽までの道路の特徴
札幌と小樽の境目付近は交通量があまり多くない
札幌中心部を抜け小樽に入ったあたりは交通量が少なめで運転しやすいです。
ただし小樽市街地に入るまでコンビニがほぼ無いので、トイレや買い物は札幌市内で済ませておくと◎。
小樽駅前付近は交通量が多め
車数が増えたり路線バスが走行していたりと、慎重な運転が必要になります。
あらかじめ目的地をナビでセットしておくと運転に集中できます。
駐車場はあらかじめ調べておく
小樽観光は街ブラメインになると思うので、車を停めておく駐車場とそこまでの道のりもチェックしておきましょう😊
観光地に近いホテルに宿泊する場合は、ホテルの駐車場を利用するのが楽ちんです✨
小樽の見どころ
小樽運河

THE小樽!な光景が見られます。夜のガス灯が点った光景も幻想的で素敵です。
運河沿いの倉庫はレストランなどに利用されています。
また、運河クルーズも運航しているので水上から小樽の町並みを眺める特別な体験もできますよ😊
堺町通り
この通りを歩けば一通りのお土産は買えそうなくらい、道の両側にお店がずらりと並んでいます!
ルタオでショッピング&カフェでゆっくり
ルタオは小樽に拠点を置く洋菓子店で、北海道産の素材や製法にこだわったチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」などの人気商品を数多く生み出しています。
そのルタオが堺町通り内にはなんと専門別に5店舗あります!
カフェ・チョコレート専門・フロマージュデニッシュ専門・テイクアウト…など各店舗で扱う商品が違うので、すべてのお店に行ってみたくなりますね✨
北一硝子(きたいちがらす)

明治創業のガラス店です。
グラスや醤油差し、アクセサリーなどの綺麗なガラス製品が並んでいるので、小樽旅行の思い出にぜひどうぞ😊
「北一ホール」というカフェでは、店内に167個の石油ランプが灯る幻想的な雰囲気のなか北海道の郷土料理やスイーツが味わえます✨
ショッピング&食べ歩き
約1キロある堺町通りにはルタオの他にも、六花亭や北菓楼などの菓子店がびっしりと並んでいます。
小樽のかまぼこ屋「かま栄」の工場直売店もあるので、直売店ならではの出来立てのかまぼこを楽しむのも良いですね✨
\やっぱりマルセイバターサンド/
六花亭ホームページ https://www.rokkatei.co.jp/
\甘くてしっとりバウムクーヘン&北海道こだわり素材のおかきがうまい/
北菓楼ホームページ https://www.kitakaro.com/
\無料で工場見学が出来る/
かま栄ホームページ https://www.kitakaro.com/
レトロな街並み
堺町通りには明治時代の倉庫や商店などを活用したお店が並び、歩いて街並みを眺めるだけでも楽しいです。
これぞ小樽!な雰囲気を味わえます😊
おたる水族館 ★車ならでは!
車だと駅から少し離れた場所へ行けるので、小樽に訪れた際はぜひおたる水族館へ行ってみましょう!
「言うことを聞かないペンギンショー」が話題の水族館です。
YouTubeで動画も見られるのですがとっても可愛いです✨
飼育員さんの言うことを全く聞かない、自由なペンギンたちに心が癒やされます😊
ほかにもトドやアザラシ、セイウチのショーなども見られます。
おたる水族館ホームページ「ここもスゴイ!おたる水族館の魅力」
>> https://otaru-aq.jp/miryoku
小樽のグルメ
寿司・海鮮丼
小樽近海で水揚げされた新鮮な魚介が味わえます。
ボリュームがあってコスパの良い店や、魚屋が営むお店など数々のお店があります✨
かま栄のかまぼこ

カニやホタテ、ウニなどの北海道の海の幸を贅沢に使用した商品もあり、お土産にぴったりです。
人気商品の「パンロール」は、すり身をパンで包みカリッと揚げた一品でスナック感覚で食べられます✨
パンロールは地方発送を行っていない北海道限定の味なので、北海道に来たらぜひとも食べておきたい一品です!
ルタオのスイーツ
北海道産の原材料にこだわって作ったチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」は今や全国的な知名度を誇ります。
味はもちろん絶品✨
市内の店舗には小樽限定メニューもあるので要チェックです。
ルタオのお土産は喜ばれること間違いなしです!
積丹・余市

積丹までの所要時間
札幌駅から約2時間17分(103km)で到着します。
◇高速道路利用時は1時間52分で到着
◇目的地は神威岬に設定
積丹までの道路の特徴
小樽市内は車が多め
札幌から積丹の道中で小樽を通過します。
小樽の駅前付近は車通りが少し増えるので、慎重にいきましょう。
海沿いを走行
小樽以降はずっと海沿いを走るので、運転席側の窓から海を見ることが出来ます。
とてもキレイですが見とれてしまわないよう注意です。
何もない道が続く
車内から見る海に満足する頃トンネルラッシュがあります。
注意力散漫にならない&トイレを事前に済ませることが大切です◎
飲食店は駐車場が狭かったり、無いこともある
大きなお店だと心配ありませんが、場所によっては店の前に車を数台しか止められない場合や店から離れた場所に駐車場がある場合があります。
あらかじめ行きたいお店の駐車場を調べておくと、当日安心して行けますよ😊
余市〜積丹町あたりは直売所がある
道中に農産物の直売所があるので、寄り道してお買い物ができます。
積丹の見どころ
神威岬

「積丹ブルー」は絶対見ておきたいですね!
夏の天気が良い日は海がとっってもきれいです✨
お時間があるときはぜひ遊歩道を歩いて神威岬の先端まで行ってみましょう!
(往復で約40分かかるので歩きやすい靴がオススメ!)
先端からは周囲300度の水平線を見ることができ、周り一面積丹ブルー状態という贅沢を味わえます。
遊歩道の脇の崖にはエゾカンゾウというユリ科の黄色い花が咲き、緑に映えていてとてもきれいです😊(初夏に見られます)
…でも実は神威岬の先端で積丹ブルーに背を向け陸上を眺めると、これまた自然の雄大さを感じる素晴らしい景色があります✨
先端まで行ったら、ぜひ陸の方へ一度振り返ってみてください!
島武意海岸

「渚100選」に選ばれている海岸です。
狭く暗い(でも秘境感がたまらない)歩行者用トンネルを抜けると積丹ブルーが広がります。

神威岬よりこじんまりとしていますが、海面をより近くで見ることができます!
「もっともっと近くで海を見たい!!」という場合は、階段が設置されている(結構キツイ)ので海岸まで降りることも出来ますよ😊
積丹のグルメ
ウニ

やっぱりウニです。
特に夏(6〜8月頃)の生ウニ丼は絶対に食べていただきたい一品です。
甘くとろけて、美味しすぎて虜になってしまう危険な食べ物です…。
余市のウイスキー
積丹町へ向かう途中に余市を経由するので、朝ドラ「マッサン」の舞台として有名なニッカウヰスキー蒸留所に寄ってお買い物もできます。
試飲もやっていますよ✨(ドライバーは飲酒できないのが悲しい!)
留萌

留萌までの所要時間
札幌駅から約2時間35分(135km)で到着します。
…5分オーバーですが大目に見ます。
◇高速道路利用時は1時間53分で到着
◇目的地は道の駅るもい に設定
留萌までの道路の特徴
オロロンラインを走行
札幌から石狩へ抜けると、「オロロンライン」と呼ばれる日本海沿いの道を走行します。
左手には海、右手には自然が作り出した山の凹凸がよく見えます。
絶景ですが見とれすぎないように注意しましょう!
傾斜の変化が激しい
上り下りを繰り返すので、気づけば下りで猛スピードが出ていた…ということが無いように気を付けましょう。
でも自然の力によって地形に凹凸が付き、傾斜の変化が生まれたと思うと、ドライブも味わい深いものになります😊
トンネルが多い
ひたすらトンネルが多いです。しかも距離が長いです。
注意力散漫や目の疲れなどに注意して走行しましょう。
ガソリンスタンドが少ない
「ガソリンが減ってきたから次あったガソリンスタンドで給油しよう」と思っていたら、ずっと給油できません。
札幌出発時に満タンであれば問題ありませんが、そうでなければ石狩あたりで給油しておくのがオススメです◎
留萌の見どころ
黄金岬

日本海に沈む夕陽が美しい海岸です。
むかし岬付近へ押し寄せたニシンの群れが夕陽によってキラキラと黄金色に輝いて見えたことから、「黄金岬」と呼ばれるようになりました。
海岸沿いには「黄金岬キャンプ場」があり、シーズン中とても賑わっています。
また、シーズン中は岩場に住む磯ガニ釣り(ちっちゃくて可愛い)も楽しめますよ😊
磯ガニ釣りに必要なものは売店で借りることができるので、気軽にできます♪
海のふるさと館

留萌の自然や歴史、文化を学べる施設です。
留萌の歴史を学べる映像やニシン漁の道具、留萌港内のクルーズを体験できるクルーズシュミレーターなどがあり見応え抜群です。
なんと入館料は無料なのですが、混雑は少ないのでじっくりと楽しめます😊
(博物館好きの人はきっと好きなはず!)
千望台(せんぼうだい)

留萌市街を一望できるスポットです。
天気が良ければ海の向こうに天売島・焼尻島、さらには利尻島まで見られるかも知れません。
夜景スポットとしても人気です。
留萌のグルメ
塩数の子
留萌の塩数の子は国内シェアの50%を占めています。
留萌市内のお店では数の子の加工品を購入できたり、数の子を使用した料理を楽しめますよ😊
寿司・海鮮丼
ウニやタコ、エビなど留萌近海で獲れる新鮮で美味しい海産物がたくさんあります。
市場やスーパーで魚介類を購入して、浜焼きを楽しむのもいいですね✨
美唄

美唄までの所要時間
約1時間25分(64km)かかります。
◇高速道路利用時は57分で到着
◇目的地は美唄市役所に設定
美唄までの道路の特徴
交通量が少ない
主要な観光スポットではなく観光客もあまり大勢は押し寄せないため、スイスイ運転できます。
道幅が広い
経路として利用する国道275号線は道幅が広く運転しやすいので、スピードが出すぎてしまわないよう注意しましょう。
周りには畑が広がっており北海道らしい風景を楽しめます😊
美唄の見どころ
宮島沼(みやじまぬま)
日本で最北かつ最大のマガンの寄留地で、ラムサール条約登録湿地です。
マガンは春(4月中旬から下旬)と秋(9月下旬から10月上旬)に宮島沼を通過します。
日の出前と日の入り前後には宮島沼上空を飛ぶ大勢のマガンが見られます✨
青の洞窟温泉 美唄 ピパの湯 ゆ〜りん館

美唄の高台に佇む温泉宿です。
湯質はとろりとしており肌がツルツルになるので「美肌の湯」と呼ばれています。
夜の露天風呂は青色にライトアップされ幻想的な雰囲気です。
高台に位置しているため、温泉に浸かりながら石狩平野の夜景を一望できます✨
美唄のグルメ
美唄やきとり
「美唄やきとり」は日本7大焼き鳥の一つに名前を連ねる美唄市の郷土料理です。
モツ串とも呼ばれ、レバーや砂肝、キンカンなどの内蔵部位と玉ねぎを1つの串にまとめて刺している点が大きな特徴です。
とりめし
とりめしも美唄市の郷土料理です。
お米に鶏肉、玉ねぎを入れ、味付けは醤油と砂糖と酒のみで炊き上げたなんともシンプルな料理です。
シンプルながらも鶏の旨味や玉ねぎの甘味を感じられます。
飲食店やスーパーなどで提供されていますよ😊
あと6スポット!まだまだ続きます
コメント