北海道へ旅行に行ったら、どうやって移動したら良いんだろう?
距離感覚も分からないし…。
不慣れな地、ましてや初めて行く地は何も分からず不安です。
「行ったら何とかなるっしょ!」
という考えで行くと痛い目を見てしまうかもしれません…。
(下手したら遭難します。北海道コワイ。)
- 北海道にどんな移動手段があるのかを知りたい
- 移動手段を選ぶときに参考になる情報がほしい
北海道はとにかく広く各地に都市が分散しているので、都市間の移動には交通機関の利用が必須となります。
本記事では、道内で利用できる主な5つの移動手段のメリットとデメリットを解説しています。
- 地下鉄
- JR
- 高速バス
- 車
- 飛行機
旅行や出張の際の参考になれば嬉しいです😊
地下鉄

札幌市内の移動に利用できます。
地下鉄で移動するメリット
- スピーディー
- 天気の影響がない
- 迷いにくい
スピーディー

始点から終点までを30分前後で移動できます。
朝6時台は10分間隔、日中は5〜7分間隔で運行しているので、地下鉄を待つタイムロスがほぼありません。
天気の影響を受けない
地下にあるので外の天気の影響を受けません。
雨の日も、大雪の日もスムーズに移動できます。
他路線への乗り換えをする際の駅構内の移動も焦らずできます😊
迷いにくい
路線は南北線・東西線・東豊線の3本で、それぞれ緑・オレンジ・青の3色で色分けされています。
路線図の通りに移動するので「ここからここまで行く」とあらかじめ決めておけば、あとは乗っているだけなので楽ちんです😊
※他路線への乗り換え時のみ駅構内の移動があるので、注意が必要です。
デメリット
- できるのは地下鉄沿線の移動のみ
- 札幌にしか無い
- チケット購入が複雑
- 荷物を置くところがない
- 時間帯によっては混雑する
できるのは地下鉄沿線の移動のみ
駅間の移動には向いていますが、目的地近くまで行くことは難しいです。
基本的には地下鉄+バスや地下鉄+タクシーという移動になります。
もちろん札幌駅や大通駅など、周辺が充実していて観光の拠点となる駅もあります!
札幌にしか無い
北海道内で地下鉄が運行しているのは札幌のみです…。
札幌市内の観光にしか使えないのです😔
チケット購入が複雑
札幌に限ったことではありませんが、やはり慣れない土地でのチケット購入は迷ってしまいます。
1日乗車券が大人830円で販売されているので、たくさん地下鉄で移動する日には買っておくと便利です😊
こちらは3、4回乗車すれば元がとれます。
また、土日・祝日・年末年始はドニチカキップという1日乗車券と同じ効果の券が大人520円で販売されます。
料金としては2、3回乗車すれば元がとれるので、とりあえず買っておくと便利です😊
ICカードも利用できます。
荷物を置くところがない
キャリーケースなど大きな荷物を置いておく場所がないので、自分の手元に抱えておくことになります。
時間帯によっては混雑する
朝の通勤ラッシュ時や夕方の会社終わりの時間などは多くの人が利用するため、車内が混雑します。
その分本数もたくさんあるので、1本見送ってもあまり影響は大きくありません😊
JR

道内の主要都市を結んでいます。
メリット
- 長距離移動も短距離移動も可能
- 着席できる(指定席購入の場合)
- 新千歳空港から乗車出来る
- 移動時間を自由に過ごせる
長距離移動も短距離移動も可能
札幌市内はもちろん、函館、帯広、根室、網走、稚内などなど…主要な都市はだいたい行けます!
着席できる(指定席購入の場合)
疲れたときや長距離の移動時は着席したいですよね。
追加で料金はかかりますが、指定席であれば確実に座ることができます!(※ハイシーズンは要確認)
新千歳空港から乗車できる
空港にJR駅が直結しているので、北海道に到着したらすぐに札幌方面へ向かうことができます。
到着口を出てからの案内も分かりやすいので迷いにくいです😊
移動時間を自由に過ごせる
乗車したあとは目的地まで自由です。
着席して休むも良し、窓から道中の景色を楽しむのも良しですね😊
デメリット
- 遅延・欠便の可能性有り(特に冬)
- 時間や路線によっては座れない
- 時間が決まっている
遅延・欠便の可能性有り(特に冬)
台風や吹雪などがあると、どうしても遅延や欠便となってしまいます。
安全のためには仕方のないことですね…。
時間や路線によっては座れない
私が「座れないな」と思ったのは、札幌市内や札幌-小樽間、札幌-新千歳空港間です。
1時間以内ではあるので、なんとか耐えられなくもないです。
ただし長距離を移動するときは、指定席を購入しておくと座れるかどうかソワソワしなくて済みます。
時間が決まっている
公共交通機関なので仕方のないことなんですけどね。
乗る便の時間を中心に観光計画を練ることになります。
高速バス

一人掛けまたは二人掛けのシートのバスに乗って、都市間を移動します。
メリット
- 安い
- 札幌発着で主要都市へ行ける
- リクライニングシート
安い
とにかくこの一言につきます。
例えば札幌-帯広間は高速バスで片道大人3,840円、JRで片道大人 7,790円(指定席込)なので、JRの2分の1の料金です。
札幌発着で主要都市へ行ける
函館や旭川、稚内、帯広、根室などの主要都市と札幌の間を運行しているので、十分に路線が充実しています。
余談ですが、バス名もかわいいです。「高速はこだて号」とか「ポテトライナー(帯広)」とか😊
詳しくはこちら→北海道中央バスHP
リクライニングシート
長時間の移動となるので、バスの乗り心地はとても重要です。
座席がクライニングシートになっているので、シートを倒してリラックスできます。(後ろの方への配慮も忘れずに)
また約3時間を超える距離になると、フットレストも付いています(一部例外あり)。
靴を脱いで、よりリラックスできます。
デメリット
- とにかく時間がかかる
- トイレ休憩のタイミングが決まっている
- 事前予約が必要
とにかく時間がかかる
高速道路を利用するものの、北海道はやはり大きくどうしても時間がかかってしまいます。
札幌-函館間で約6時間かかります。JRだと約4時間、飛行機だと35分です😲
夜行バスもあるので、バスの中で就寝し翌朝に到着して観光することもできます。
移動時間を睡眠時間に当ててしまうのも一つの手ですね。
トイレ休憩のタイミングが決まっている
あらかじめトイレ休憩をするSAが決まっています。
それ以外はバスに付いているトイレを利用することになるので、落ち着かないかもしれません。
トイレを出たところにはおしぼりが置いてあるので、衛生的な心配は軽減します。(無い場合もあるけど😩)
事前予約が必要
利用路線の予約が必要です。電話はもちろん、ネットでも完結できます。
予約をすると席が確保されるので、当日も安心して乗車できます😊
車

自家用車またはレンタカーで移動する方法。
メリット
- 好きなタイミングで移動できる
- 好きな場所へ行ける
- 寄り道が出来る
- 過ごし方は自由(話せる、歌える)
好きなタイミングで移動できる
公共交通機関と異なり、好きなタイミングで移動できます。
楽しくて予定が押してしまっても「電車が出発してしまった!」なんてことはありません。
時間に縛られるのが苦手、という方には車での移動が向いています😊
好きな場所へ行ける
公共交通機関とは異なり路線が無いため、好きな場所へ行くことができます。
JRや地下鉄では寄りにくいスポットにも行けます✨
北海道はメインどころ以外も魅力的な場所がたくさんあります😊
穴場を発見できるかも…?
過ごし方は自由
乗車中は窓から景色を楽しむことができます。
目的地に近づくにつれ変わっていく景色を見ると、期待感がどんどん高まりますよね✨
また、大きな声で話そうが歌おうが食べ物を食べようが自由です!
気心知れた人しかいないので、リラックスできます😊
デメリット
- 長距離運転で体力を使う
- (レンタカーの場合)予約が必要
- ルートを調べる必要がある
- 冬は天候に左右される
長距離運転で体力を使う
北海道はとても広いので、長距離運転がつきものです。
でも郊外に行くと信号も交通量も少なく道路幅も広いので、基本的に運転しやすいですよ!
(レンタカーの場合)予約が必要
ちょっと面倒かもしれませんが予約が必要です。
でも各主要空港でも借りられるし、札幌中心部でも借りられるお店がいくつもあるのでお店探しはそんなに大変じゃないです😊
ルートを調べておく必要がある
不慣れな地だと下調べが欠かせないですね。(運転の得手不得手も関係するけど)
たまに、1本曲がりそこねると大回りしないと軌道修正できないルートなどがあるので注意です。
冬は天候に左右される
吹雪の中の運転はとても危険です!道民でもコワイ。
道路はツルツルだし、道路脇には大きな雪山ができているし、雪が降っていると視界も悪い。
雪道の運転に慣れていない場合は、公共交通機関を使うことが無難です。
飛行機

道内を結ぶ便も複数あります。
メリット
- 移動時間が遥かに短い
- 移動中にゆっくりと過ごせる
移動時間が遥かに短い
とにかく広い北海道。ですが、飛行機に乗るとギュッと時間を短縮できます。
新千歳空港-稚内間の場合、陸路で5時間30分(高速利用時)かかるところ空路だと55分で到着します。
約4時間30分の短縮はとても大きいですね!!
移動中にゆっくりと過ごせる
乗った後は窓からの景色を眺めるなどしてゆっくりと過ごせます😊
(飛行時間が短すぎてゆっくりしてるとすぐ着いてしまいます)
デメリット
- お金がかかる
- 欠航の可能性がある(特に冬)
お金がかかる
先程例に挙げた新千歳空港-稚内間では、7/17(土)の便は最安で片道20,870円かかります。
ちょっと痛い出費ですね…。
道内を移動するだけなのに…というドケチ精神がどうしても私は働いてしまいます。
欠航の可能性がある(特に冬)
やはり天候には敵いません。
冬は吹雪があるので、欠航になることがあります。
【ちなみに】冬(雪の積もる時期)は注意が必要
気温が低く、雪も多く降る北海道の冬の時期は大きく事情が変わります。
などなど、冬の北海道旅行における移動には注意が必要です。
まとめ
北海道内の移動手段5つのメリット・デメリットを紹介しました!
限られた時間を効率良く使うには、どの方法を利用するにも下調べがとても大切になってきます。
せっかくの北海道旅行を楽しいものにするためにも、
メリット・デメリットを比較し自分のペースや体力にあった移動手段を選択していきましょう😊
ここまで読んでいただきありがとうございました!
「移動手段とか考えるのめんどくさい!」という方は全行程があらかじめ決められているバスツアーがおすすめです!
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